ミス・サイゴンにいこう

今年の東宝の目玉とも言っていいでしょう。8月からの4ヶ月、帝国劇場で「ミス・サイゴン」が上演されます。某TK高校吹奏楽部卒業生はこの日が来るのを心待ちにしていたことかと思われます。そんな自分も前回の公演のときに見に行くことができなくて10年以上も待っていた中の一人ということでチケットの獲得に右往左往しておりますが第一回ナビザーブの抽選に「す・べ・て」はずれてしまってぐんにゃりな今日この頃皆様いかがおすごしでしょうか(ノ∀`)
さてさて、そんな大イベントを迎えるにあたって公演が始まる前にミス・サイゴンの内容を簡単に紹介し、キャストのプロフィールなどを今までに見に行った演目を参考にしながら紹介していこうかなと思います。まだみた事(聞いたこと)がないキャストの紹介は、名前と知っていることのみ書いていこうかと思います。では、はじめます。

題名が示すように舞台はサイゴンベトナムの現ホーチミンになるのかな)のエンジニア(という役)の経営するお店から始まります。そこで働き始めたキム(17歳)がクリス(何歳?)と出会いらぶらぶな・・・やめましょう。やっぱりお話の説明はここ(http://www.toho.co.jp/stage/miss_saigon/welcome-j.html)に詳しくのっていますのでそちらを見て下さいませ。つまりはとても激しくて儚い物語なのですよ。泣けます、音楽だけでも泣けるので舞台を見たら号泣でしょう。それぐらい物語は波乱万丈な展開を見せます。脚本はアラン・ブーブリル、そして音楽はクロード・ミッシェル・シェーンベルグという、あの「レ・ミゼラブル」を作ったコンビの二作目として有名 な本作、舞台もそれらに負けないくらいど派手な演出が用いられています。噂で聞いたことがあるかもしれませんがミス・サイゴンの劇中 ではヘリコプターの登場シーンがあり、その大きさが実物大の4メートルにもなるとんでもないものだとのこと。それは見てみたいですねえ。楽しみですねえ。それではそんなミス・サイゴンを演じるキャストについて触れていこうと思います。

  • エンジニア

エンジニアという役はサイゴンのキャバレーのオーナーで全編通して出演するいわゆる主役。一部ではキムが主役でしょうという話もありますが公式ではエンジニアが主役とのこと。劇中歌われる「アメリカン・ドリーム」は、ミス・サイゴンの代表曲。そんなエンジニアを演じるのは2003年版レ・ミゼラブルジャン・バルジャンと同様4人という、なんとも観客泣かせな配役です。だって全員みたいじゃない。こまったものです、ほんとに。では、順番に紹介していきましょう。

12年前の初演のエンジニアを笹野さんと二人で745回もやってしまった驚きの、そして、伝説のお方。劇団四季出身で、四季時代に彼の演じたフ ァントム(オペラ座の怪人)のCDはyahooオークションに出品されると3万円ぐらいついてしまうとってもレアなものに。私も一度でいいから聞いてみたいですよ、市村ファントム、どなたかお持ちでありませんか?そんな市村さんのエンジニアは現在発売されているミス・サイゴンのサントラで聞くことができます。ひょうひょうとした役、重厚な役どちらもお得意な市村さんの歌声が聞くことができるのでまだ聞いたことが無い方はぜひ聞いておいた方がいいと思います。重厚といえば今度の「屋根の上のヴァイオリン弾き」のテヴィエ役もやる市村さん。大人気です。絶対聞きたいです。要チェック!

劇団☆新感線の俳優さんであることは知っていたのですがこの方が歌う姿というのがあまり想像できません。普段テレビでみることが出来る姿、声から想像するにかなり「アツイ」エンジニアになるのではないかなあと思います。要チェックです。

この方も劇団☆新感線なのですね。巷で大人気の劇団☆新感線、一度は見に行った方がよかったのでしょうか、新感線。そんな橋本さん、私、まーったく知りませんでした。niftyのシアターフォーラム(http://forum.nifty.com/ftheater/)で見ることができるインタビューの様子では長髪のいかしたお兄さん という感じでした。あの人が歌うの?って思ってしまったほど。知らないのでまったく想像ができないので特に見てみたいエンジニアです 。チェックです。

ええ、皆さん思い浮かぶと思いますがハムの人です。ですが、我々ミュージカルファンにとっては去年のレ・ミゼラブルジャン・ヴァルジャンによって見る目が思いっきり変わった役者なのではないでしょうか。とにかく暖かいやさしい声をしているヴァルジャンでした。それに高音も出るようで4人のキャストの中で彼一人だけハイCを出していたのが印象的。演技も細かくてとっても評価が高かった役者です。そのヴァルジャンがエンジニアに・ ・・そんな別所さんにエンジニアのナンバーを彼の歌声を想像し脳内で歌わせてみるのですがどうもしっくりこない。きっとエンジニアに合わせて声も変えてくるんでしょうね。楽しみです。要チェックです、って、全員かよ、エンジニア(笑)

  • キム

ヒロイン、そしてミス・サイゴンを見た人が彼女こそ主役だという役で、前回は本田美奈子さん、入絵加奈子さん、伊東恵理さんがやった役です。もう、とにかくミス・サイゴンはキムのためにあるとも思えるくらい重要な役なので誰になるかとっても気になっていたのですが、 全員東宝ミュージカルではおなじみの役者で、ある意味安心。本田さんが出ないことが残念ですが新たな4人のキムも楽しめればと思いま す。

ピーターパン役で脚光をあび、そして「レ・ミゼラブル」のエポニーヌで大喝采を浴びたNHK教育でもおなじみ(ひとりでできるもん)笹本さん。独特の低音が魅力の、そして、とってもかわいいエポニーヌでした。キムの音域の広いナンバーを歌う笹本さんを想像するに結構しっくり来るかなといった感じ。ビブラートが派手な入絵さんみたいになるかなあと想像。楽しみです。

「ジキル&ハイド」のエマ役になると聞いたとき「いったいどうなるんだ〜」とものすごく心配したもののきれいな歌声のエマにびっくりドッキリだった記憶があります。ミュージカルでは歌謡曲風のあの声ではなくのどをしっかり開けた歌声になるので「あの声でしょ?」と心配している方はそんな心配はご無用。でも高音は苦手なように聞こえたので叫び(エレンに詰め寄るところ等)がちょっと心配。今回のキャストの中で一番キムメイクが似合いそうだなあと思った知念さんです。

王様のブランチのレポーターから一躍ミュージカルスターに輝いたとってもすごいお方。「レ・ミゼラブル」でエポニーヌを演じていました。自分的にはとっても好みの声だったのでおすすめしたいのですが、なにぶん演技が硬いだの声がきついだの周囲の評判がよろしくない。どこがだめなの?と逆に聞きたいくらいすばらしかったのにあんまりです。そんな自分が今回のキャストの中で一番キムらしいキムを演じるのは新妻さんなのではと予想しています。ただ予想を裏切るのがミュージカル。どうなるかわかりません。

    • 松たかこさん

ラ・マンチャの男」のアルドンサ、そして「MOZART!」のコンスタンツェと今までに聞くことができました。私の松さんの印象はとにかく「激しい」の一言。アルドンサもコンスタンツェもがんがん歌いまくり、がんがん踊りまくる、アツイ演技がとてもイイ!のです。ただ、キム役と聞いてどうなるのか全く想像できないのが別所さんと一緒。2幕の一番後の例の場面での目の演技がとっても楽しみです。松さん、目に力があっていいのですよねえ。

  • クリス

アメリカ人将校でキムと仲良くなっちゃう役です。2幕の「エレンとクリス」での血反吐を吐くようなクリスを今から楽しみにしている私です。そんなクリスを演じるのは3人、美声の持ち主が集まったのでどなたも聞いてみたい。あー聞いてみたい。

ジャン・バルジャンをあの歳で演じきってしまったすばらしい演技力と甘い歌声が魅力の石井さん。ヴァルジャンもよかったけれども自分の中では「レ・ミゼラブル」のマリウス、「風と共に去りぬ」のアシュレーのような青年を演じる石井さんの方がしっくりきます。そんなわけでクリスはぴったりだと思います。伸びのある明るい歌声、石井クリス、チェックです。

エリザベート」でのルドルフ役でデビューした井上さん、あのルックスであの声は反則です。私、男ですけどルドルフに惚れそうになりました。一度聞いたら忘れられないあの声はとても独特で、母音「a」の声が特に独特。「エリザベート」のルドルフ、「モーツァルト」の モーツァルトと、輝かしい活躍をされてきた井上さんの魅せるクリス、楽しみです。

    • 坂元健児さん

「ライオンキング」のシンバ役でめちゃいけに出るなどしてとても有名になった坂元さんです。劇団四季を退団後は東宝ミュージカルにも顔を出すようになって、「レ・ミゼラブル」ではアンジョルラスを演じました。もう、なんといっても坂元さんはお声がとても素敵!彼の声を聞くためだけに劇場に行ってもいいかもしれません。今回クリスとジョンと2役やるということで一粒で二度おいしい・・・坂元さんは 、チェックです。

  • ジョン

クリスの上官であり親友という肩書きですが、ジョンの見せ場は2幕の最初のナンバー「ブイ・ドイ」でしょう。あれを聞いたらジョンのファンは帰ってもいいかな(笑)そのブイ・ドイを歌うのは4人、どなたもやはり美声ぞろい。それも実力派ばかり。主役だけではなく、 ジョンでもキャストを悩むかもしれません。

我らがかずさん、ジョン役でも登場です。ジョン役ではヴァルジャンでの経験が役に立ってくるのかなぁと。二つの役をするってすごいで すよね。先ほども書きましたが一粒で二度おいしい、そしてそれを聞くために観覧回数が増えて金銭的には二度つらい、あぁ、どうしましょう。

私の一番おすすめになるであろうジョンです。彼の出しているCD(Glorious Voice:TOHO-M-0207)でブイ・ドイを聞くことができるのですがこれがまたすばらしい!実際に聞いた中でも「レ・ミゼラブル」のジャベール、そして、ヴァルジャン、「風と共に去りぬ」のアシュレーとバトラー、どれもこれもすばらしかったので今回のジョンにも大期待なのです。前回も今井さんはジョンをやっているのでジョンとして の円熟度もアップしていそうでとても楽しみです。

先日テレビ東京の番組、たけしの誰でもピカソでブイ・ドイを歌っていたのをご覧になった方もいるかと思います。すばらしかったですねえ 。天は2物を与えたのか!と誰かがいっていましたがルックス、歌声ともにすばらしく、ミュージカル界でひときわ目立つ存在であります 。今まで「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス、そして、去年はジャベール、「十二夜」のセバスチャンと見てきましたが、ほんと声が美しいのなんのって。岡さんのアンジョルラスはかっこいいし、声もいいしで伝説になるのも無理は無い感じ。そんな彼のジョンも大人気間違いなしです。とってもみてみたいジョンです。

    • 坂元健児さん

坂元さんも二役ということでジョンにも登場です。とにかく声が美しいのでブイ・ドイには大大大大期待です!脳内で歌わせることができるくらい耳に残る声質なので実際に劇場できくことができるようになるまでがとても待ち遠しいのです。「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス、大好きでした。

  • エレン

エレンはアメリカ時代にクリスが結婚する相手、つまりはクリスの奥さんです。とても美しくて切ないナンバーが多く、そして難しい曲が多いので実力がないとできない役であろうと思います。そんなエレンのナンバー、2幕の「キムとエレン」が大好きです。キムとの二重唱 、たまりません。早く劇場で聞いて泣きたいです。

エポニーヌで東宝ミュージカルに初登場ですがその前はセーラームーンをやっていた、そう聞くと色物かと思われがちですが、あのエポニーヌを聞く限りかなりの実力者です。そしてとてもかわいらしい声の持ち主でもあり、息を抜きながらのあの歌声、機会があればもう一度聴きたいと思っていた役者だったので今回の起用にとても喜んでいます。私が一番聞いてみたいエレンです。

    • 石川ちひろさん

ごめんさい、この方、あまり記憶にございません。「レ・ミゼラブル」のマテロット役とのことですけど、どの役でしたっけ?歌詞を聞けばすぐに思い出すのでしょうが。エレンのオーディションに残ったということはとてもツワモノであろうということは確かです。これからも活躍するでしょうからぜひとも聞いてみたいです。

皆さんご存知、ゆみこちゃんです。最初にミュージカルで聞いたのは「MOZART!」のナンネル役でしたが、もうね、めちゃくちゃ驚いたのですよ、「高橋由美子、歌うめぇ!!!」と。あれ以来高橋由美子=ミュージカル という図式は完璧に証明されました。レミゼでもファンテーヌを好演。高橋ファンテーヌ、たまに彼女の地声が出てきて「ふ」とわれに返ってしまったところもありましたが、とてもすばらしい歌声だったのでエレンでも超期待します。ファンテーヌとエレンは雰囲気的に似ているので(いや、似ていないのですが 、なんとなく)エレンでの彼女を想像しやすい方。脳内ミス・サイゴン高橋由美子エレン、歌っております。

  • トゥイ

簡単に言うと「嫌なやつ」、それがトゥイです。キムのことが大好きなのか大嫌いなのかよくわからない行動をおこすのでさらにむかつき度アップなトゥイ、執念深いトゥイ、白塗りのトゥイ。このミス・サイゴンの中で異色の役どころとなります。そんなトゥイを演じるのは3人。おいおい、トゥイまでトリプルかよ!おそらくこのミス・サイゴン、組み合わせがおそらく何千通りとなります。そのすべての組み合わせを見てみたいというのがミュージカルファンの心情というもの。東宝さん勘弁してください。

    • 泉見洋平さん

レ・ミゼラブル」で山本さんのあとにマリウス役を引き継いだ方で、一度だけ聞いたことありますがとてもさわやかで、かつ、「アツイ」マリウスだったのを記憶しています。そのさわやかマリウスがあのトゥイを?とクエスチョンマークがつく私です。そんな状態で見に行くのが面白いわけで。高橋由美子ナンネルのあの驚きよ再び!というつもりで見に行こうと思っています。

    • tekkan(和田哲監)さん

括弧で和田哲監とあるようなのできっとANZAさんのように最近改名されたのでしょう。この方、全く知りません。顔さえも知りませんでした。なので彼のプロフィールを見てみましょう。あれ、「MOZART!」、出演されていますね、何の役でしょう。今度調べてみます。

    • 戸井勝海さん

最初のキャスト発表の時には名前は無く、追加で発表された戸井さんです。私が聞いたことがあるのは「レ・ミゼラブル」でのマリウス役くらいでしょうか。とっても甘い声(甘すぎる)で正直あまり好きではないのですがあの声がトゥイになったらどう聞こえてくるのかという面で非常に興味があるキャストです。石井さん、岡さん、吉野さん、そして、戸井さんの4人で出した「ベスト・ミュージカル:4Kights」というCDで戸井さんの「ブイ・ドイ」を聞くことができます。録音しているということは、ほんとはジョンをやりたかったんじゃないかな、と考えちゃいますね。楽しみです。

  • ジジ

このミス・サイゴンの最初のソロはこのジジが担当します。エンジニアのお店の人気ナンバーワン。アメリカに夢と希望を抱きつつもかなわぬ夢と嘆くナンバー。とても儚いです。CDで聞くことができるのは最初はアンサンブルだったのにいつの間にかジジの役を射止め録音にも参加してしまっていた園山さん。切ない歌声にしびれます。

    • 杵鞭麻衣さん 高島みほさん 平澤由美さん

まとめて3人の紹介で申し訳ないです。この3人、ほとんど知らないのです。杵鞭さん、高島さんはおそらくレ・ミゼラブルに出ていたので聞いたことはあるのでしょうけれど、エレンの石川さん同様歌詞を聴かないと思い出せないという・・・そういうわけで紹介ができません。あ、そうだ、杵鞭さん、レ・ミゼラブルの公式ページで面白いコラム書いていましたね。それだけ思い出しました。どなたも聞いてみたい、楽しみなジジであります。
と、いうわけでざっと紹介してきました。なんとなくどのような方が演じるかお分かりになられたでしょうか。私の観劇した経験から書いているので偏っているかもしれませんがみなさんの参考になればと思います。ところで、クリスの貴水博之さんは?発表の時にはいたのに・・・あぁ、それであれがあーなって、こうなったのか・・・

  • 予習しよう

ミス・サイゴンを見に行く前にそんなキャストの歌声を聞いておきたい、そう考える方もいらっしゃるかと思います。なので各キャストの歌声を聴くことができるCDを紹介しようと思います。

これは基本でしょう。かなり入手しづらいですが帝国劇場にいけば普通に買うことができます。一度絶版といううわさが流れてまんまとのせられてヤフオクで5500円もだして手に入れてしまったのが苦い経験。もし欲しい方がいらっしゃいましたら私が代わりに買ってきますので5月1日(エリザベートを見に行きます)までにメールください。さて、このCDでは市村さんのエンジニアを聞くことができます。キムは私が大好きな本田美奈子ちゃん。これがミュージカルデビューだったんですね。これに出てからの本田さんの勢いはすごいものがあります。

ここでは井上さんのデビュー役、ルドルフを聞くことができます。ミュージカル界の貴公子と呼ばれる理由がこれを聞くことによって理解できるかと思います。個人的に山口版をおすすめ。だって、このときの内野さんは○×△◇*で・・・まぁ、聞いてみてください。

ついに主役となった井上さん、そして高橋由美子さんのナンネル、市村レオポルトを聞くことができます。モーツァルト、レオポルト、ナンネルの3重唱は超おすすめ。これらは中川版の方をおすすめしておこうかな、と。

    • 「ジキル&ハイド」ハイライト・ライヴ録音盤

知念さんのエマを聞くことができます。おぉ、こんな歌い方するのか!と関心すること間違いなし。個人的には前のキャストのあゆみお姉さん(茂森あゆみ)のエマの方が好きだったなぁなんて。

    • ベスト・ミュージカル 4Kights ASIN:B0000635NM 

石井さん、岡さん、戸井さんの歌声を聞くことができます。ちなみに歌っているのは石井さんがラブ・チェンジズ・エブリシング、岡さんがミュージック・オブ・ナイト、戸井さんがブイ・ドイと比較的メジャーな曲ばかりです。これはどこのショップでも買えるのではないかなと。TOCT-24715です。お、amazonで買えますねhttps://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000635NM/ref=sr_avoice で、どうぞ。

    • GLORIOUS VOICE

この前知人に借りてはじめて聞いたのですが、今井さんの魅力がぎっしりのアルバムです。特に2曲目のブイ・ドイはもうしびれる歌声。ぜひ一度聞いてみてください。これは帝国劇場か東宝ミュージックでの通販でしか買えないようですね。一応番号だけ書いておきます。TOHO-M-0207

今井さんがファントムの劇団四季オペラ座の怪人です。amazonで普通に買えるようなのでリンク張っておきますね。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000IIXW/qid=1080883997/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/249-5285083-9418753

  • チケットを取ろう

さて、ここまで読んできて「私も見に行きたい」と思った方もいらっしゃるかと思います。先行販売やカード会社貸切公演の予約はもうほとんど終了しているので一般販売での買い方を書こうと思います。それは、簡単。東宝テレザーブに電話する、それだけです。番号は03−3201−7777 です。(パンフレットのどこにもこの番号書いてありませんのでもしかしたら専用回線が設けられるかもしれませんので東宝ホームページなどで確認してください)一般販売は4月10日から。ただ、先に言っておきます。「初日に電話がつながることは無いでしょう」一日暇で根性がある方、がんばってください。自分は最初からあきらめています。(だって、先行販売さえすべてはずれたし、当日に電話なんて無理) 人気キャストのB席が即効売り切れるだけで意外にS席、A席はしばらくたってからでも席を選ばなければ残っていることが多いです。レ・ミゼラブルの時はないない、といわれていましたがありました。さて、めでたく電話がつながったら公演名と席種、枚数を言った上で希望の日時、マチネかソワレかを言えば残席数とどこの席が空いているか丁寧に教えてくれます。その際帝国劇場の座席表を用意しておくといいと思います。無い人のために簡単に説明しますが、帝国劇場は一階席は前からA〜X列まであり、横に最大57席ありますので真ん中は29番、30番のあたり。そして大体R席までがS席になります。二階席はA〜Mで横は一階と同じく最大57席。そのほかにXA、XB席というのがあり、一般に言うバルコニー席です。二回最前列左右の少し張り出した場所がそこです。帝国劇場は一階よりも二階の方が舞台がよく見渡せるので初めていく方には二階席の方がおすすめかもしれません。一階席の前の方はS席で高いのですけれど前の人の頭で舞台が見えないという席が結構あります。すごいストレスなので背の低い方、座高が低い方は要注意です。特に一階席前から7列程度の左右の席は舞台を見ようとするとちょうど頭があるので切れそうになります。一階でみた中で意外におすすめだったのが最後列のど真ん中。なんかよかったです。背の低い人は最後列ならば会場内の係員にいえば座布団を貸してもらえます。遠慮なく頼んでみてください。二階席は私のよく見る場所で、左右満遍なく見たつもりですがどこでも見やすいのでいいですね。二階は段差が適度にあるので前の人の頭を気にすることなく見ることができます。ただ、やはり舞台が遠いのでG列から後ろくらいになるとオペラグラスがないと表情はほとんどわかりません。でもミュージカルは歌だって人はそう気にならないと思います。参考になったでしょうか。

さーて、いっぱい書きました。キャストの紹介、そしてCDの紹介、チケットの取り方、いろいろ書いてきましたがわからないことがあったら遠慮なくメールしてください。出来る限りお手伝いしようと思います。ちなみに紹介したCDはすべて所有しております。つまり、ピーなことも出来ちゃうので相談してくださいね。って、人のこと気にする前に自分のチケット何とかしないと・・・