すらいむすらいむ〜

昨日yodobashi.comに注文していたものが届いたのですが、今日はその使用感想を書いてみようかなとおもいます。それは「スライムコントローラ」なんですよ。

「ボクわるいスライムじゃないよ。コントローラだよ!」
って書いてあるのがスライムファンとしてちょっとつぼ。このブリスターパックをはさみを使ってバリバリ破いて救い出してみましたよ。
中に入っていたのはコントローラ本体、その台座、そしてケーブル、説明書。
ケーブルというのはコントローラとPSをつなぐケーブルで、普通はコントローラとケーブルはじかについているものなのですが、テレビのS端子と似た端子がついていてこのコントローラは取り外し可能になっています。
台座というのはまぁ、写真を見てもらえばわかると思うのですが、まさに台座です。ディスプレイ用に正しい位置におくもよし。

ゲーム途中に一時的におくためにひっくり返しておくもよし。

と、なかなかうまく出来ています。 
さて、その肝心の使い心地ですが、はっきりいってよくありません(笑)
本体の材質は広告では「ソフトラバーでしっとり」と宣伝されていましたが、予想よりも固い印象。ボールを持つように包み込むように持つのですが、引っ掛かりがまったくなく、さらに、スライムのつのの部分をよけるように手を広げないといけないのでなんとも居心地の悪い、不思議な感じがするのですよ。薬指、小指を曲げてもつと幾分その不自然さは改善されるのですが、普通のコントローラがよく出来ているのに比べると持ち辛さは否めないかなといったところ。つのの部分で手を組むようにするなど、もっといい持ち方がありそうなので研究してみようと思います。
ボタン類の配置はよく出来ていて、どのボタンも自然に指を伸ばしたところに来るように出来ています。十字キーの押し心地がぎこちないのですが、これは使っていくうちにこなれてくるかな。L1、R1キーの押し心地はソフトでクリック感なし。L2、R2キーは小さく指の先で押すといった感じ。アナログスティックはよくできていて、位置、使い心地共にいい感じ。これをメインに使うゲームなら問題ないでしょうね。
さてさて、しばらく使っているうちにこれは…ってところがあるので一応報告。
取り外しの出来るケーブルがうりなこのコントローラなのですが、これはもう少ししっかり作って欲しかったなぁと。端子部分の差込量が少ないため、ちょっと引っ張っただけですぐにはずれてしまうのですよ。ケーブルの材質が少し固いのでコントローラーを持った手を少しずらすだけではずれかける、というちょっといらいらする場面が何度か。汎用の端子を使ったんですかね、強度的に問題ありです。
と、まぁ文句はありますが、このかわいらしい外見と意外にお手ごろなお値段(3000円ちょっと)がすべてを許容させてしまう魅力があります。メインのコントローラーとしては使わないかもしれませんが手に入れてよかったと思う一品。みなさんもいかが?