スーパーワールドオーケストラ

夕方、友人から電話がありました。18:30開場19:00開演のチケットがあるから見にこないかとの電話。「おいおい、今何時だよ」と時計を確認すると17:30。開場一時間前じゃん、まにあうの、と聞くとオーチャードホールだとのことなので一安心。うちからオーチャードまではゆっくり行っても1時間かからないのですよ。そんなこんなで準備を済ましオーチャードへ。
渋谷には18:20に到着し、十分余裕があったので、明日発売の某文庫がフライング発売されていないか書店で確認。残念ながら売っていなかったのでオーチャードホールへ向かいました。
さて、今日の演目は、と見ると「第6回東京国際音楽祭 フジ子・ヘミング&スーパーワールドオーケストラ」とのこと。
おーフジ子か!とちょっと感激。数年前にブレイクしていまや知らない人が少なくなってしまったピアニストですよ。オーボエは若尾さんだし「やったね」、と、わくわくしながらオーチャード二階の自分の席に向かいました。
さて、自分の席に座って始まるのを待っていたのですが、二人とも「第6回東京国際音楽祭 フジ子・ヘミング&スーパーワールドオーケストラ」ということと、どうやらブラームスをやるらしいということしか知らなかったので、パンフレットを買った前の席の人を頭の上からちらりとらり。無事のぞき成功。演目がわかったのでちょいと書きます。

指揮:アラステア・ウィリス
ピアノ:フジ子・ヘミング
シベリウス/アンダンテ フェスティーボ
ショパン/ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 Op.21
ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲より第18主題
リスト/ラ・カンパネラ
ブラームス/交響曲 第2番 二長調 Op.73

えー、感想なんですが、その前に同じ演目を9月26日にみなとみらいでみたという方のブログを勝手にリンク。あとでトラックバック送っておきます。
http://hommac.tea-nifty.com/blog/2004/09/post_16.html
まぁ、読んでいただければお分かりかと思います。横浜と同じことがオーチャードでも起きました。ただそれだけです。自分は幸運にもただでチケットを手に入れることが出来たので文句を言う筋合いはないのですよ。シベリウスはとってもよかった。その他ですが・・・まぁ、観客が楽章ごとに拍手するというあまり一般的でない(最近は拍手してもいいじゃないか、という議論もあるようですが)状況には、ちょっとなぁと思ったし、前半があーいうことになっていたので後半ははっきりいってぐだぐだ。ホルンの3.4番の二人がだれまくっていたのが印象的でした。評判のよいリストも私は前半のあの緊張感を引きずってしまったため「いつ止まるか」とそればかり気になってしまいほとんど集中して聞けませんでした。ラフマニノフなんて途中で強制終了。リストが終わったあとに「録音のために」ということで続きを最後に演奏するなんて・・・非常にすっきりしない演奏会でしたが、珍しい体験が出来たのでよかったのかな、と。帰りに吉野家の鉄鍋牛を食べて心がプラスになったのでよしよし。