ライオンキング

ライオンキング 四季劇場[春] 18:30開演

ラフィキ 康 里愛
ムファサ 深水 彰彦
ザズ 雲田 隆弘
スカー 野中万寿夫
ヤングシンバ 高田 翔
ヤングナラ 小林あずみ
シェンジ 青木 豊美
バンザイ 太田 浩人
エド 古野 健
ティモン 藤川 和彦
プンバァ イ ムヒョン
シンバ 李 涛
ナラ 上田亜希子
サラビ 森 以鶴美


ついに見てきましたよ、ライオンキング。今までいろいろなミュージカルを見てきましたが、一番の王道であるこの作品、いまだに見たことがなかったんですよね。
そんなわけで、完成してからだいぶたつ浜松町の四季劇場へ初めて足を運んできました。

浜松町の北口を降りて右側に行き、左に折れるとゆりかもめからもみることができる大きなライオンさんが迎えてくれました。「ついにこれた」、と感激ひとしお。開演15分前になってしまったので、中に入りました。

ロビーから入るとなんだか四季の会員証をみせてがらがらやっている人を発見。私も劇団四季の会員なのでこれもってるとなにかいいことあるんですか?と質問してみたらライオンキンググッズがあたるということで、さっそくやってみたところなんと、ビーチボールが当たりました。こういった抽選であたることなんて滅多にないのでうれしかったですね。
その後公演パンフを買っていざ席へ。


ちかっ!


今回はS席を奮発し、M列という1階ど真ん中の席を取ることが出来たのですが、予想以上に舞台が近いので驚いてしまいましたよ。帝国劇場だったらH列くらいの感じでしょうか。ほんとにびっくり。こりゃあ始まったらすごいだろうなぁと思ったらほんとにすごかった。

いやぁ、壮観ですな、あれだけ華やかだと。始まってすぐに客席後方から現れたサイや象、客席上空を飛び回る鳥、舞台には高くそびえ立つプライドロックと、小さい劇場なのにものすごい臨場感。コレがライオンキングの魅力なのかなといやぁ、感動しましたね。

役者はというと、シンバ、スカー、プンバァ、ナラが印象に残ったなぁと。特にスカーの野中さん、水木一郎を思い出すようなまさにヒーロー声(あれ?)ロックミュージカルとかやったらすごいはまりそう。シンバは一緒に行った子が「かっこいい!」と連呼するぐらい端正なお顔立ちの方で、しかも高音がとってもきれい。さすがシンバをやるだけあるなぁと思いましたよ。ただ、見ていて思ったのが坂元さんでみたかったなぁと今更ながら思っちゃいました。
そして、プンバァのイ ムヒョンさん、きれいなバリトンでいい声してるなぁと発声直後に思いましたよ。ナラの上田さんですが、宝塚の男役みたいな感じだったなぁと。かわいいナラが見てみたかったけど、ライオンだし、あーいうのが自然なのかもしれない。でも、樋口さんのみたいなぁ。

ライオンキングって、見ていて思ったんですがかなり突っ込みどころ多いですよね。「・・・かよっ!」といいたくなる所わんさか。
一番強烈だったのはやっぱり雌ライオンの涙ですかね。あそこって一応泣き所なわけですよね?でも、あれじゃ絶対に泣けない。狙ってるのかな。さすがディズニーって感じでしょうか。
いきなり子ども人形劇になってしまうとか、ズンズンと床下からはえてくる草人間とか、ザズーの中の人が外の人になったり、と、いやぁありすぎ。

久しぶりに楽しい演劇鑑賞でした。次は帝劇でMOZART!楽しみ楽しみ。