根性旅行記 北海道編(金無し一人旅)
平成8年の8月6日に富山県の黒部駅から北海道まで、普通列車を乗り継ぎ行って来ました。
そのときの資料が手元に残っていないので詳しくはかけませんが、思い出しながら書いていこうと思います。
総乗車時間はちょうど24時間。8月6日の朝に出発して7日の朝に札幌に着くという強行軍。そんな記録です。
黒部駅(6:00)
さて、北海道までがんばって行くぞと乗り込んだ最初の列車は
夜行列車用に使われていた583系を改造した車両419系でした。
ボックスシートの間隔が広いので結構快適。
でもトンネル内うるさかったです。いつまであの車両使うんだろうか?
新潟行きの普通列車に乗り換え。お弁当を食べた?
車両はなんだったたっけ?165?何度も乗っていた列車なので
あまりおもしろくなかった区間でした。
ここの区間はずるをして特急「いなほ」に乗りました。
そうしないとどうしても秋田からの接続に間に合わない、
そんな理由だったと思います。
485系の国鉄色。やっぱり特急はあの色ですよねえ。
ベージュと赤のストライプ。いいねやっぱりあれ。
ところでこの写真どこだ?長岡じゃないよねえ???
秋田新幹線がまだ来てなかったころだったんじゃないかな?
この写真は、秋田から少し行ったところの駅で列車行き違い
の為に停車したので、降りて撮った写真です。
田代?そんな駅見つからないんだけど・・・
そう、この区間で風邪ひいたんですよ。
東北の人の感覚は僕とは違うっていうのを感じましたね。
だって、これ以上寒くしたら死ぬって位冷房をがんがんかけていたんですよ。
車両は不評のロングシートのものでした。ホント寒かった。
ねぶた祭りやってたんじゃないかな?花火が駅から見えました。
持っていたカメラで撮ったんだけど全く写りませんでした・・・
この区間は青函トンネル越え。
初めて北海道に足を踏み入れるということで興奮していました。
しかし、さっきの電車で頭痛と寒気がどうしようもなく、風邪薬のんでちっちゃくなっていました。
乗ったのは「はつかり」(上の写真)昔は上野駅発だったのに今は盛岡発函館行き。時代も変わったものです。
来年新型車両が出る予定。150キロ対応らしいです。
函館駅(23:30)
でました、「ミッドナイト」
昔から札幌に行くとき鉄道ファンの間では常識である列車です。
函館駅で列車がくるまでの間の私はみの虫状態。
東北、北海道をなめていました。8月なのに超寒い。半袖しか持っていかなかったのでもう「アウト」
鼻水、寒気、のオンパレード。辛かった。夏なので暖房なんてもちろん無し。ふぅ。
列車の中で日付が変わるので車掌さんに切符にサインをしてもらって狭いボックスシートの中で朝まで仮眠。
起きたときは東室蘭駅。30分くらい駅に止まったまま。「早く動けー」と思いつつも眠いのでそのままおねんね。
そして起きたとき、目的地「札幌」に着いたのでありました。
札幌駅(6:30)
やっと着きましたサッポロ。そしてそのときの写真。大通公園です。
この二人は誰なんでしょうか(∩.∩)
そんなわけで札幌にめでたく着いたわけでした。
で、恐怖の帰りの旅行記があるのですが、それはまた今度の機会に。
これに乗りたいため(表紙の写真)にわざわざ6000円も余分に払っちゃいました。
時速130キロも出る高性能気動車。さらに振り子機能付き。
カーブになるとぐい〜んと車体が傾くご機嫌な列車なのです。
帰りの秋田〜新潟間で撮った写真です。
このあと運転手さんににらまれちゃいました。「撮るなよ!!」って顔してました。
でも、そのあとすぐに笑顔になってました。なぜ?